ふと気がつくと、私が、毎日の食事を大幅に見直してから、約1年が過ぎました。
それまでも、素材はなるべく国産、有機を選ぶということはしていたのですが、具体的には、肉類・乳製品・卵はカットする、加工食品は摂らない、ご飯は玄米に、パンは買わない、という方向にシフトしました。それから、身体を冷やす食べ物はなるべく避けるようになりました。
つまり、野菜、魚介類、大豆製品、果物などが中心の献立です。
と言っても、もちろんお菓子は上の原則と関係なく食べていますし(笑)、お呼ばれや外食の場合は心おきなく楽しみますし、タガが外れる場合もあるので、ゆるゆるなのですが。マクロビオティック+ベジタリアン風(あくまでも、「風」(笑))とでも言いましょうか。
健康を手に入れるためにはじめたこの食生活。最初は、もっと苦しいのではないかと思っていましたが、全然そんなことはなく、むしろ、今は「美味しいから続けている」と感じています。
からだもすっきりして、とても良好です。
近頃よくブログに出てくる、今年米寿を迎える私の祖母ですが、実は、私が子どもの頃にはすでに自然食品(そのころは、マクロビオティックという言葉は聞いたことがなかったような)中心の生活でした。はまっていました(笑)。
その影響は多大で、私の家でも、そういった食品や材料が食卓に登場することがありました。でも、子ども心にはあまり美味しいと思えるものではなくて、理解できなかったような気がします。さらに、ファーストフードはまったく食べさせてもらえなかったり、市販のお菓子は買ってもらえなかったりしたことに、どうして~と思っていました。
でも、自分の意思で食生活を変えてからは、昔の記憶がときどきよみがえっては、知識を補完してくれたり、助けてくれたりしています。本を読むと「これは聞いたことがある!」と思うこともしばしばで。本当にありがとう、という気持ちです。
うちではよく、「おばあちゃんは、時代を先取りしすぎたね。40年早かったね(笑)」と言っています。今なら、もっと理解されたでしょう(孫にも)。母が子どもの頃に食べていたような、すべて自給自足の野菜と穀物中心の食事がどんなに贅沢かも、今ではよくわかります。
昨日の記事で書いたラデュレの前には、チャヤマクロビオティックでランチをしましたが、そこにはお客さんがたくさんいました。おばあちゃんが見たら驚くだろうな、と思いました(笑)。
たとえば、お菓子をカットしたりするとストレスがたまる私のようなタイプの人間の場合(笑)、完全なマクロビ、ヴィーガン生活は難しいと思います。でも、できる範囲でも、結果が出るということに、かなり満足しています。何よりも、心地いいので、これからもまったりと続けま~す。
*私が野菜中心生活をおくる際に欠かせないのが、この1冊。
・「vege dining 野菜のごはん」 庄司いずみ著
大活躍の1冊です。エキサイトに
ブログもお持ちです。目から鱗の野菜の調理法ばかりで、おすすめ^^。今度、2冊目の出版も決まってらっしゃるとのことで、今から楽しみにしています。